✅ブロック注射・痛み止めで痛み・シビレが楽になった
✅コルセット・シップをしていたら痛み・シビレが楽になった
✅電気・マッサージ・矯正で痛み・シビレが無くなった
✅有名治療院で治療を受けて痛み・シビレが一回で治った
✅病院・治療院で何度か治療を受けたら痛みが無くなった
✅安静にしていたら痛み・シビレが無くなった
✅脊柱管狭窄症の手術をしたら痛み・シビレが無くなった
✔以前は一回の治療ですぐによくなったのに何回治療しても治らなくなった…
✔脊柱管狭窄症と診断されてから精神的にまいっている…
なぜ標準的治療で良くならない・再発するのか?
脊柱管狭窄症ってどんな病気?
脊柱管は24個連なる背骨の中空部分がつながってトンネル状になった空洞部分であり、中は脊髄神経が通っています。脊髄神経は脳からの命令を伝え、身体からの情報を脳に伝えます。
脊柱管狭窄症は悪い姿勢や、背骨の生理湾曲の崩れにより背骨の局所に圧力がかかり続けることで発生します。
局所的な背骨への圧力を放置すると、椎間板や背骨の変性や変形が起き、さらに耐え切れなくなると背骨を守り支えようとする防御反応により新しい骨を作り始めたり靭帯が変性・変形したりすることで背骨の中の脊髄神経の通り道のトンネルが狭くなり、脊髄神経に圧力がかかることで神経や周辺の血流の供給が妨げられ、炎症などが起き、狭窄が起きている背骨のレベルから体の下部分全てに影響が及び、腰痛やお尻の痛み、足のシビレ・痛み、筋力低下などの症状が現れます。
こちらをご覧になっているあなたも脊柱管狭窄症と診断され、症状を解消するために病院、マッサージ、鍼などを試されたのではないでしょうか?もしくはそういった施設は利用せずに安静を保ったり、体操をしてみたりするなど対処されたのではないでしょうか?
しかし、様々対処したあなたの症状が良くなっていない、一度よくなったけど何度も再発する、だんだん悪くなっているなんてことではありませんか?
それにはこのような理由があります。
対症療法の落とし穴
プロでも治ったと錯覚してしまう仕組み
標準的な脊柱管狭窄症治療は「痛みを感じている神経」(痛覚)部分への外部からの刺激によっておこる脳の反応を利用して症状を緩和しています。
・医療の現場であれば「薬品による外部からの刺激」や「不足した伝達物質の処方」などで脳が反応し症状が緩和します。
・治療院であれば各種整体法、鍼、マッサージ、あるいはストレッチ等による外部からの刺激によって脳が反応し症状が緩和します。
これらは「対症療法」といわれ、いずれも外から痛覚神経を刺激した時に起こる脳の応答による神経の「抑制」「興奮」が起きるため一時的に体は反応します。
この反応により「痛みが無くなった」、「楽になった」、「動きが良くなった」といった反応が起きます。
その場で変化したりする場合もあるからさも治ったかのように思ってしまいますよね。しかし、ここに大きな問題があります。
こういった「対症療法」は目先の「痛み」部分だけに対し作用しますが、肝心の脊柱管狭窄症を起こす原因そのものには何も働きかけがなされず放置されているので、この文章をご覧いただいているあなた様も経験があるかもしれませんが、一時的に症状が楽になっても当然ながら何回でも症状は元に戻るし、原因の放置期間が長いほど悪化する可能性もあります。
また、根本原因がどこからきているのか解らないまま痛みだけをとる治療を繰り返していると今度はその痛みをとる治療が効かなくなります。
その場しのぎというだけでなく対症療法は非常にリスクが伴うことを知っておいてください。
大事なのは脊柱管狭窄症の症状をとるのではなく、脊柱管狭窄症のような症状を出す程に損ねてしまった健康状態の根本的な原因を取り除くことなのです。
脊柱管狭窄症は健康不良が重なって発生する
脊柱管狭窄症の多くは、腰椎や椎間板へのストレスが長年蓄積されて生じた結果です。もちろんその過程で痛みを伴う場合も少なくはありませんが、脊柱管狭窄症やヘルニアや変形等の構造異常があっても痛みのない人もたくさんいるということが、アメリカやカナダをはじめとした先進国による科学的データによっても明らかになっています。
脊柱管狭窄症になってしまった状態と言うのは、背骨や椎間板が変形を起こしてしまうような日常生活や仕事やスポーツの負担や、背骨の椎間板や靭帯の栄養状態を悪くするような体のコンディションであったことを示す状態でもあります。
①椎間板の一部への圧力の集中
症状があるなしにかかわらず、椎間板の膨隆や突出、厚みの減少が確認されるということは、本来であれば背骨全体で圧力を分散しているのが正常であるのに対し、椎間板の形が変化してしまうぐらい背骨や椎間板の一部にだけ上下からの圧力が集中してしまっているサインであることを認識することが大事です。
脊椎の生理的湾曲の減少、姿勢や体のバランスの悪さ、座りっぱなしや、中腰の継続姿勢などにより将来的に椎間板や背骨の変性を進行させる可能性があることを考える必要があります。
②血行不良・栄養不良
上部と下部の軟骨終板 (それぞれ厚さ約 0.6 ~ 1 mm) が椎間板の上面と下面を覆っています。終板は拡散を可能にし、椎間板に主な栄養源を提供します。硝子体終板は、重度の椎間板変性中に摩耗する椎間板の最後の部分でもあります。
・椎間板をそれぞれの椎体に結合する軟骨の板
・各終板は、隣接する椎体の表面のほぼ全体を覆っています。椎体の周囲にある、骨端環と呼ばれる骨の狭い縁だけが、軟骨で覆われていないままになっています。
・軟骨終板が適用される椎体の部分は、椎骨終板と呼ばれます。
・終板は髄核全体を覆っています。末梢では線維輪の全範囲を覆うことができません。
・線維輪の内側ラメラのコラーゲン原線維が終板に入り、終板と融合し、その結果、核のすべての側面が線維性被膜で囲まれます。
椎間板は大部分が無血管であり、椎間板への主要な動脈の分岐はありません。外側の環状層は、形而上学的動脈からの小さな枝によって供給されます。外側の輪のみに血管が形成されています。椎体の椎間板と骨の接合部付近の血管、および外側の輪の血管は、内側の髄核と内側の輪に血液を供給しています。グルコース、酸素、その他の栄養素は拡散によって無血管領域に到達します。同じプロセスで代謝物も除去されます。
これらに異常があることで椎間板への血流異常・栄養異常・ガス交換異常によって椎間板の強度が脆弱化することが考えられます。
③神経の問題
椎間板の外側数㎜は神経支配があります。椎間板の外側1/3には毛細血管があり、正常な状態であれば神経支配されています。栄養不足や炎症の状態があると神経の成長と肉芽組織の成長の両方が刺激されます。さらに、肉芽組織は炎症性サイトカインを分泌し、これにより痛みの感覚に対する感度が高くなります。
神経の流れの過不足によって椎間板の神経・血管の正常性が保たれなくなることも椎間板の変性や変性を進行させる原因となります。
④腹腔内圧の低下
体幹を最適に安定させ背骨や椎間板にだけ負荷がかからないように、筋肉組織と腹腔内圧が正常機能しなければなりません。腹腔内圧は
1.前壁: 腹筋組織
2.後壁: 傍脊柱筋組織
3.左壁: 左斜筋組織
4.右壁:右斜め
5.上壁: 横隔膜
6.底壁:骨盤底
の6つの壁で構成されています。
カナダのロンドンウェスタンオンタリオ大学医学部の報告によると腹腔内圧を正常に保つことが腰椎椎間板への過度のストレスを抑制し圧力緩和へ大きく影響しいていることが明らかになっています。
ただし、筋肉だけで腹腔内圧が保たれているのではありません。内臓下垂と言って内臓が定位置から外れる状態があると正常な腹腔内圧が保たれません。内臓下垂は食事の不摂生や過労、睡眠不足、下痢、慢性疾患、出産などで胃腸のエネルギー不足が大きく影響します。
⑤喫煙
喫煙は脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアのリスクがあります。頸椎も腰椎も3倍のリスクが明らかになっています。椎間板が劣化する原因の一つにタバコに含まれるニコチンにより、椎間板の周囲の毛細血管を収縮させてしまうので、椎間板を老化させるだけでなく不安定な椎間板は痛みの増幅や痺れの原因につながります。さらに椎間板に栄養が十分に届かなくなり、椎間板にダメージを与えてクッション性が弱くなるなど椎間板へ影響を与えることになります。
脊柱管狭窄症になる根本原因
なぜ体は脊柱管狭窄症を発生させあなたを苦しませるのか?
その答えを導き出すためには人の体の仕組みから知る必要があります。
身体をコントロールする中枢である脳幹や脊髄は生命維持に重要な部分であるため背骨に守られ、その背骨の中を通過します。
ですから脳幹や脊髄の通り道である背骨は正常な状態でなければなりません。
しかし背骨の構造上、ズレを起こしやすい背骨の場所があります。それが背骨の一番上の骨である第一頸椎です。
首から腰まである背骨と背骨の間には椎間板という軟骨があってそれぞれが背骨と強固にくっついています。
唯一、第一頸椎の上下には軟骨がありません。第一頸椎の上にある後頭骨と下にある第二頸椎の間に挟まれ、まるで浮いているかのような構造になっています。他の背骨とくっつくことなく浮いているような第一頸椎ですからズレを起こしやすくなっています。
第一頸椎をズレさせる脊髄硬膜
第一頸椎をズレさせる理由、それは脊髄硬膜という脳と脊髄を覆う膜状の袋が影響します。脊髄硬膜は脳から仙骨までの脊髄を覆い、後頭骨と仙骨で固定され、その中は脳脊髄液という液体で満たされ中枢神経の保護や栄養の補給、老廃物を運び出す役割をしています。
この脳脊髄液は脊髄硬膜の伸び縮みするリズミカルな動き(1分間に8回から10回ほど伸縮)と後頭骨と仙骨の動きによって循環され、この循環はお母さんのお腹の中にいる頃から始まっているため「第一次呼吸」と呼ばれています。出産後から始まる私たちが普段行っている肺の呼吸を「第二次呼吸」と呼びます。
脊髄硬膜が正常に収縮し同時に後頭骨・仙骨の動きによって一次呼吸が保たれる訳ですが、脊髄硬膜は様々なストレスによって緊張を起こし一次呼吸を乱れさせます。
一次呼吸が乱れると脊髄硬膜は緊張により伸ばされたり、圧縮されたり捻じれや変形を起こしそれに付着する後頭骨・仙骨の動きを悪くしたりズレを引き起こし、結果、後頭骨に隣接する第一頸椎、仙骨に隣接する骨盤もズレを起こします。
そして重い頭を乗せる第一頸椎、体の中心にある骨盤がバランスを崩すので、これを治さないでおくと補正作用として背骨の形に大きな影響をもたらしその背骨から出る神経が体全体の機能に問題を起こし症状となってあらわれます。そのシその結果の一つが脊柱管狭窄症です。
背骨から出る神経に問題が出ると…
背骨に問題が出ると背骨の中を通過している神経が阻害されます。それによって体の中枢である脳と体をつなぐ神経のネットワーク障害を起こし、結果として以下の5つの体の機能異常が同時に起こります。
筋肉に正常な力が入らなくなる | 神経の過度な緊張・過度な弛緩 |
正しい姿勢が保てなくなる | 関節が正常に動かなくなる |
呼吸が深くゆっくりできない | 神経機能低下で体の異常に気づかなくなる |
新しい細胞と古い細胞の入れ替え不良 | 消化・吸収の低下 |
解毒・排泄の低下 | 筋肉関節への栄養供給不良 |
体温や汗の調整異常 | ホルモンの調節異常 |
ネガティブ思考になる | 睡眠の質の低下 |
血液・リンパの調整異常 | 情動の調節異常 |
そして、この機能異常が重なることで「痛み」「しびれ」「動きの悪さ」「不定愁訴」として体にシグナルを出します。
脊柱管狭窄症の根本原因は3つのストレス
この三種のストレスが脊髄硬膜に緊張やねじれを引き起こし、第一次呼吸を乱れさせて後頭骨と仙骨のリズムを崩し、上部頸椎や骨盤のズレを発生させます。
身体的ストレス(Trauma)
不良姿勢、反復作業、転倒、スポーツによるもの、交通事故、過去の怪我、椅子・机・寝具の不適合など
毒素・栄養ストレス(Toxin・Nutrition)
食品添加物、加工食品、アルコール、タバコ、カフェイン、薬(鎮痛剤、抗生物質、ステロイド等)、栄養不足(三大栄養素やビタミン・ミネラル不足)、消化不良、偏食など
思考・精神ストレス(Thoughts)
社会的ストレス、人間関係のストレス、ネガティブ思考、不安、恐怖、怒り、悲しみなど
神経の流れを整え、体の内側から回復させる
当院の提供するカイロプラクティックケアで神経を干渉しているズレを取り除くことをアジャストメントといいます。
このズレによって起きていた脳と神経と体のサイクル異常をカイロプラクティックでしかできないアジャストメントにより神経の流れを正常化させ脳と神経と体のサイクルを整えます。
これにより神経が正常に流れ出し、体の修理・工事である「治癒」、「再生」、「修復」、「体内の調整」活動が再開されます。
「治らない」「何度も再発する」のはこの修理活動が働いていないせいです。
神経が正常に活動しだすと、体の内側から回復活動が行われ、自然な治癒が進みます。
体の外側から薬を摂取し、マッサージでいくら刺激をしても本当の健康の回復には届かないことは皆さんが経験的にご存知だと思います。
体の本当の回復は体の内側からしか起きないようになっています。
当院のカイロプラクティック・アジャストメントで痛み・シビレの原因を取り除き笑顔で元気な毎日を過ごしてください!
脊柱管狭窄症は薬が不足しているから起きるのではありません。
ましてや骨盤矯正やマッサージが不足しているわけでもない。